生理前の吹き出物の原因とすぐできる対処法
女性にとって生理は始まる前から憂鬱なもの。体がむくんだり、肌があれたり、大人になってからも吹き出物が口の周りにできやすいのが特徴です。特に吹き出物に悩む方は多いようですね。でもこれは、生理前によるホルモンバランスの変化なのでどうしようもないもの。ですが、日ごろの生活習慣などの見直しで、症状が緩和されることもできますので、原因を詳しくしり、できることで予防策をさぐっていきましょう!
ちなみに最近では吹き出物のことを「大人ニキビ」と呼び、10代にできるニキビは「思春期ニキビ」として区別するのが一般的なようです。
生理前に吹き出物が出る原因
生理前約2週間から、女性ホルモンのプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌量が増え始めます。このプロゲステロンは妊娠に備えて準備するためのホルモンなので、この時期摂取した栄養や水分をなんでもかんでも蓄えようとします。
またこのプロゲステロンは男性ホルモンに似た働きをするため、皮脂の分泌量をふやし、角質を厚くかたくしてしまうのです。これにより毛穴がふさがれ皮脂がつまり大人ニキビができてしまいます。
生理前の大人ニキビ予防
生理前の症状だからとその時だけ気をつけても改善されにくいのが生理前の大人ニキビ。日ごろからの規則正しい生活により生理前でもビクともしないからだ作りをしていくことが肝心です。
油もの、甘いものは控える
スナック菓子やカップラーメン、揚げ物、チョコレートなどなど、脂っこいもの、甘いものは、皮脂の分泌を盛んにしてしまいます。生理前の2週間だけでなく、日ごろからできる限り控えることで皮脂の分泌量が変わってきます。
ビタミンBをとる
ビタミンB2、B6は皮脂の分泌をコントロールする働きがあるので日ごろから摂取しておくことをおススメします。サプリなどを利用しても。
ビタミンB2
レバー、納豆、卵、うなぎ、さば、たらこ、モロヘイヤ など
ビタミンB6
マグロ、鮭、いわし、かつお、鶏ひき肉、にんにく、スモークサーモン、、バナナ など
睡眠を十分にとる
1日最低でも6時間はとるのがベスト。睡眠不足になると男性ホルモンの分泌が増え、皮脂分泌が増え角質が厚くなる生理前と同じ状態になってしまいます。日ごろから睡眠をしっかりとり、ホルモンバランスの乱れが内容気をつけていきましょう。
保湿を重視したスキンケア
ニキビというと化粧水だけですませがち。ですが、乾燥すると角質がかたくなり毛穴をふさぐことにつながります。
化粧水と美容液でしっかりと保湿し肌をふっくら柔らかくしておくこが毛穴のつまりの予防になります。保湿効果が高いセラミドが配合された化粧品などでとにかく保湿に気を配ることが大切!
刺激の少ないクレンジング
大人ニキビは顔全体の皮脂が多いわけでなく、気になるのはUゾーンや口回りのみ。なので、オイルベースのクレンジングよりも、クリームタイプで洗い流せるものの方が刺激が少なく、肌の潤いも残せます。
泡でやさしく洗顔
肌を刺激しないことがとにかく大切。ゴシゴシこすらず、十分泡立ててやさしく洗いましょう。ニキビに限らず、肌をこすったり刺激することが肌荒れにつながります。
日ごろからできる大人ニキビ予防は「規則正しい生活」と「肌の保湿」「肌を刺激しない」の3つがポイントですね。
できてしまった大人ニキビケア
基本は普段上記の「生理前の大人ニキビ予防」と同じですが、生理前に大人ニキビができてしまった場合の注意点はこちらです。
ニキビを触る
ついつい気になって触ってしまいそうになりますが、グっと我慢。触ることで雑菌や汚れがつき悪化の原因に。
髪の毛がふれる
髪の毛が触ることで刺激になったり、雑菌・汚れが炎症が悪化してしまうことがあります。
頬杖をつく
日ごろの習慣からつい頬杖をついてしまいますが、手についた汚れや汗でニキビの悪化が考えられます。
ポイント
できてしまったニキビはさわらないことが、改善の早道!
最後に
生理前の大人ニキビは日ごろからの地道な努力が症状の緩和や予防につながります。そしてできてしまった大人ニキビは触らないこと!これにつきます。ただ毎日規則正しい生活をしていくのは、ダイエットに似てできる人は少ないような気も・・・。そんな時は、せめて保湿中心のスキンケアで肌を柔らかくしておくだけでも違うと思います。私が愛用している化粧品は、とにかく保湿がすごいんです。肌の奥まで浸透していける工夫が「これでもかとされている優れもの。もし保湿化粧品をさがしているのであれば、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。